【目次】
バイクを半年放置。なぜエンジンがかからない?トラブルシューティングと解決法
バイク愛好家の皆さん、こんにちは。今回は、ホンダ VTR250のエンジンがかからないトラブルに対応した際の記録をお届けします。エンジンがかからないという問題は、ツーリングシーズンが始まる前に発生しがちなトラブルの一つです。具体的な状況や修理の過程、そして得た教訓を共有しますので、ぜひ参考にしてください。
1. エンジンがかからないトラブルの発生
やっと暖かくなり、ツーリングシーズンの到来です。久しぶりにホンダ VTR250のエンジンをかけようとしたところ、セルが回らずエンジンがかからないというトラブルが発生しました。半年ほどカバーをかけて保管していたため、久しぶりの始動でした。
2. 出張先の状況
- 車種:ホンダ VTR250
- 保管状況:半年間カバーをかけて保管
3. トラブルシューティングと修理の過程
初期診断の方法と結果
まず、バッテリーの電圧をチェックしました。結果は12.6Vで、保管期間が長い割には良好な状態でした。次に、テスターを使用して電源トラブルの原因を調査しました。その結果、スターターまでの電源に問題があることが判明しました。
修理作業の手順
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バッテリーの電圧チェック
- 結果:12.6V充電はしてなかったので40分ほど急速充電をかけました
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電源トラブルの確認
- テスターでスターターまでの電源を確認したところ、非分解式リレーに動作不良が見られました。
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リレーの対処
- リレーに衝撃を与えながら通電することで反応が出てきたため、何度か試行することで稼働できるようになりました。
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原因推定
- 長期間の保管により、結露などで内部に錆が発生した可能性が高いです。
4. 修理後の確認と結果
作業後、エンジンの動作確認を行いました。スターターリレーの不良によるものでしたが、一時的に動作できるようにしたため、エンジンがかかりました。お客様も無事にエンジンがかかるのを確認し、大変喜んでくださいました。
- 修理費用:¥8,800
- 出張費用:¥6,000
- 合計費用:¥14,800
後日、スターターリレーを自分で交換することで完全に解決することをおすすめしました。
終わりに:教訓とアドバイス
今回の作業を通じて、スターターリレーの固着が原因であることがわかりました。定期的に通電することである程度は予防できます。長期間バイクを保管する際は、時折エンジンをかけて動作確認を行うことが重要です。
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