「放置バイクの終焉:盛大なビックスクーターの撤去劇」

レスキューワンによる放置バイク撤去の対応レポート


 

段々と猛暑が強くなる今日この頃ですが、バイクレッカーのご依頼で、大阪市内の狭い路地へと向かっていました。そこには、5年間も放置されたビックスクーターがあるという話でした。道幅が極端に狭く、トラックが入れないため撤去が困難であると聞いていたが、実際にその現場を見て、その予想以上の難しさに驚かされました。

到着すると、そこには、アパートと家の間のわずかなスペースに、錆びついたビックスクーターが見事に埋まっていました。スクーターはまるで路地の一部と化し、雑草がタイヤやフレームを覆い尽くしブレーキは完全に錆びつき、車体はまるで自然のオブジェのようにそこに存在していました。

最初に試みたのは、ブレーキを解除することでした。しかし、狭いスペースで身動きが取れず、ブレーキレバーに手を伸ばすのさえ一苦労で。。何度か試みましたが、ブレーキはまるで石のように固く、全く動きません。

次に、タイヤを確認すると、完全に地面にめり込んでいた。地面から掘り起こすような感覚で、手で草やゴミを取り除きながら作業を進めた。しかし、狭小地では作業スペースが限られているため、一人での作業はほぼ不可能でした。

ここで、応援を呼び、狭い路地に集まり、どうやってこのスクーターを撤去するかについて議論しました。まるで古代遺跡を発掘する考古学者のように、慎重かつ計画的に進める必要がありました。

数人で押しても全く反応がないため後輪にウインチをかけて路上まで引き出したところでブレーキ解除を行い、トラックに積み込む作戦で決定しました。

建物の間のところに車両を停めると商店街が近いために交通の妨げになってしまい、ほぼ通行止めになってしまうためウインチで作業する時は、せいぜい1〜2分で一気に勝負するような感じでした。

バイクのタイヤの下にアルミ製のスライダーを装着。ウインチも出した状態で通行量の少なくなる一瞬で引きました。

まるで木を抜根するような感でメリメリと音を立てながら草木も一緒に剥がれてなんとか最小の時間で引き出しに成功して
振り返ってみると商店街のおじさんたちが、「すごい軽トラの装備やな〜初めて見たわ〜」と交通整理にご協力いただいておりました。

狭小地での作業は大変でしたが、この一日を通じて、一丸となって困難を乗り越えることの大切さを実感した次第です。

この撤去作戦は、単なるバイクの回収作業ではなく狭小地での格闘は、私たちにとって忘れられない思い出となりました。

 
 

              

 

作業手順:

  1. 書類の確認と作成:

    • Yはまず、Aさんと共に必要な書類を確認し、撤去作業の同意書を作成しました。
    • 法的手続きをしっかりと準備し、透明性を確保しました。
  2. バイクの調査:

    • バイクの状態を詳細に調べ、錆びついた部分や壊れている箇所を記録しました。
    • 状況を正確に把握するために写真撮影も行いました。
  3. バイクの移動:

    • 専用のレッカー車を使用し、安全にバイクを移動させました。
    • 周囲の住民や他の車両に迷惑をかけないよう、細心の注意を払いながら作業を進めました。
  4. 処分:

    • 最寄りの廃棄場にバイクを運び、適切に処分しました。
    • バイクの廃棄証明書をAさんに手渡し、作業完了を報告しました。

結果と総評: 作業が完了した後、駐輪場は再び整然とした姿を取り戻し、小さなプランターが置かれ住民たちもその変化に満足していました。Aさんは、放置バイクの問題を迅速かつ確実に解決するためには、専門業者に依頼することの重要性を再認識をいただきました。

アパートの美観と住民の満足度は保たれました。今後、同様の問題が発生した際にも、速やかにご連絡をいただき対応できるように
したいとのことでした。

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